気持ちの変化。
普段着物blogのコチラに、着物を着る様になってゆるゆると気ままに書かせて貰ってます。
基本、楽しかった事が多く、愚痴やネガティブな事は書かない様にしてきたつもりです。
今回、自分でも上手く説明がつかない気持ちを吐き出して、文章にして、鎮めておきたい。と思い立ちました。
今月GW週末、実家父の七回忌法要でした。
ほんの身内だけですので、ダンナと二人で出向きました。
東京のムスコには最初から連絡せず、ムスメは体調考慮しました。
父が亡くなって6年。
その間、一度も母と会っていません。
連絡も取らず。
その前から。
物凄くしんど過ぎて記憶が曖昧なんだけど、10年くらいになると思われます。
生きてきて一番傷付いた。と思う。
母の深く暗い闇を解ろうとしなかった。
という言い方があってるのかどうか…。
どうしても許す事が出来ず。
ワタシ自身が苦し過ぎました。
当日は、母とは離れた場所に。
帰る時だけ「じゃあね。」と。
真っ白な髪に小さくなったその姿を見て。
只々何とも言えない気持ちに。
それからは気持ちが変わらない内に、お世話かけてる義姉に連絡して、入所して3年位になるグループホームへ電話を掛けまして。
いや。ちょっと悶々としてグズグズしました。
2週間くらい。
「あらー。◯◯ちゃん。元気でおったの⁇
この前もいつの間にか帰ったんやね。」
もう直ぐ58歳になる娘を、未だちゃん付けで呼ぶ90歳の母。
つい最近の様な話しぶりです。
特に変化も少しも感じないくらい。
で。約束した日曜日。
施設のこじんまりした一人部屋にも入らせて貰い、10年振りの母と娘です。
父のお墓参りに行きました🚗
ワタシはずっと父には「お父さん。◯◯にはお母さん守りきらんし、お父さんが守ってや。」と話してきました。
二人で来て、さぞびっくりしてる事かと。
母は長々と何やら話してた様子です。
本当に長々と…。
クルマの中で、色々話しました。
といっても、会わなくなる前と変わらない他愛無い会話です。
次々名前も出てくる。孫や曾孫もスラスラ。
血圧のお薬なんかは変わらず飲んでるけど、すこぶる元気。腰も曲がらずスタスタと歩く。耳も聞こえる。目も大丈夫。
「足腰はこう。目はこう。◯◯ちゃんもしてみまっし。」と58歳の娘に促す90歳。
この何事も無かった様な感じはどうなんやろ…。
ワタシにとっては長い長い10年が…。
お昼は食べてしまった様なので(11:30)、甘いものを食べに行きました🚗
母はぜんざい。
何年振りかで食べたわ。
美味しい美味しい。
と繰り返し繰り返し。
ありがとうありがとう。
と何度も繰り返し。
無事送り届けて「またね。」と帰って来ました🚗
意外と普通な自分にも戸惑いましたが、突然に自分の中に区切りが訪れたんだと思います。
許せたのか。と言われると、自分でもわからないです。
長くなりました…。
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